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中日韓の民衆で共通の歴史観を形成したい
2015年 8月 31日8:10 / 提供:新華経済

  中国社会科学院の李培林·副院長は28日、抗戦勝利70周年記念活動プレスセンターで「中日韓の民衆で共通の歴史観を形成したい」との考えを示した。新華網が伝えた。

  李氏は「ここに座っている日本の記者さんたちに、中国人民の日本の民衆に対する善良な願いと平和的発展の望みを代わりに伝えていただきたい。先ほど日本の記者から軍事パレードを実施する理由を聞かれたが、日本人の多くが日本に対する示威ではないかと心配しているのではないか。だが、中国のような大国が中日関係のためだけに、これほどのヒト、モノ、カネを使うだろうか」と指摘。

  その上で、「皆で共通の歴史を記憶に刻み、共通認識を形成したい。中国の民衆はここ数日、日本の民衆とは違い、どの国の首脳が来てくれるのかに関心を寄せている。最も見たいのは中日韓の首脳が天安門城楼で共に軍事パレードを見る光景だ。だが、恐らく重要な役柄の1人が欠けることになるだろう。今回の行事を通じて、抗日戦争の歴史についてアジア共通の正確な記憶を形成できたらと思う」と述べた。